96歳の祖母が教えてくれた、写真を残す意味
- nozomiobara0510
- 7月10日
- 読了時間: 2分
先日、夫の祖母に会いに行ってきました。
少し記憶がぼんやりしている祖母は、ひ孫である娘の顔を見ると、とても表情が明るくなり、楽しそうにずっと遊んでくれます。
義両親は定期的に祖母を訪ねていますが、少し前から昔の写真を見せながら「回想法」を取り入れているそうです。
回想法とは、過去の出来事や思い出を振り返り、それを誰かと話したり、写真や音楽をきっかけに思い出したりすることで、心や脳の活性化を図る方法です。
祖母の部屋には、最近の写真から何十年も前の写真まで、たくさん飾られていました。額に入った写真だけでなく、いつでも手に取って見返せるように、プリントした写真が箱に大切にしまわれています。
記憶が前後して、誰が誰だかわからなくなることもあるそうです。
それでも、96歳の祖母には、写真という形で大切な記憶がたくさん残っていました。
その光景を見て、改めて「写真って未来のために残すものなんだ」と感じました。
写真は、その日の出来事を記録するだけではありません。
数年後、数十年後に見返したとき、その日の景色や空気、家族と過ごした時間まで思い出させてくれる、大切なきっかけになります。
子どもの何気ない表情。
夫との時間。
散歩しながら過ごした休日。
その時は「いつもの日常」でも、未来ではかけがえのない思い出になっているのかもしれません。
だから私は、特別な記念日だけではなく、何気ない日常も写真に残してほしいと思っています。
いつか写真を見返したとき、
「あの日も幸せだったね。」そんな会話が生まれる一枚を、これからも撮り続けていきたいです。

