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96歳の祖母が教えてくれた、写真を残す意味

先日、夫の祖母に会いに行ってきました。

少し記憶がぼんやりしている祖母は、ひ孫である娘の顔を見ると、とても表情が明るくなり、楽しそうにずっと遊んでくれます。


義両親は定期的に祖母を訪ねていますが、少し前から昔の写真を見せながら「回想法」を取り入れているそうです。

回想法とは、過去の出来事や思い出を振り返り、それを誰かと話したり、写真や音楽をきっかけに思い出したりすることで、心や脳の活性化を図る方法です。


祖母の部屋には、最近の写真から何十年も前の写真まで、たくさん飾られていました。額に入った写真だけでなく、いつでも手に取って見返せるように、プリントした写真が箱に大切にしまわれています。


記憶が前後して、誰が誰だかわからなくなることもあるそうです。

それでも、96歳の祖母には、写真という形で大切な記憶がたくさん残っていました。


その光景を見て、改めて「写真って未来のために残すものなんだ」と感じました。

写真は、その日の出来事を記録するだけではありません。


数年後、数十年後に見返したとき、その日の景色や空気、家族と過ごした時間まで思い出させてくれる、大切なきっかけになります。


子どもの何気ない表情。

夫との時間。

散歩しながら過ごした休日。


その時は「いつもの日常」でも、未来ではかけがえのない思い出になっているのかもしれません。

だから私は、特別な記念日だけではなく、何気ない日常も写真に残してほしいと思っています。


いつか写真を見返したとき、

「あの日も幸せだったね。」そんな会話が生まれる一枚を、これからも撮り続けていきたいです。

96歳の祖母と、孫、ひ孫との時間
96歳の祖母と、孫、ひ孫との時間
祖母の手をマッサージしながらお話しする義母
祖母の手をマッサージしながらお話しする義母

 
 
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